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【Pixel 7 レビュー】Pixel 3を下取りに出した話-結局大きくて重い-

「Pixel 7」は、2022年に発売されたGoogle純正のAndroidスマートフォンである。

私はいわゆる「ガジェオタ」でもないし、スマートフォンのヘビーユーザーでもない。ガラケー時代から携帯端末を買い替えるのは、バッテリーの劣化か不運な事故以外になかった。逆に言うと、バッテリーが無限に持ち、使用不能になるような事故を起こさない限りスマホの買い替えはありえない人生を歩んできたし、それで良かったと思う。そしてこれからもそうしたいと思う。

ただ、2022年の「Pixel 7」は少々状況が違っていた。Googleが提示した「下取りキャンペーン」が凄まじかったのだ。

私はその時点で最高値の買い取りをしてもらえるような端末はもっていなかったが、現状手元にあるボロボロの「Pixel 3」を値段の付く形で手放す最後のチャンスとも思った。

下取りキャンペーンで提示された「Pixel 3」の最高額は「15000円」

ネット上で盛り上がっていた6万超えからすると微々たるものだ。しかし、手垢がついて、側面に傷がつき、表面にも多くの傷がついているスマホに値段がつくならめっけもんである。

私はなんの保証もないその下取り価格にかけて、「Pixel 7」を購入した。結果はや如何に!

「Pixel 7」下取りキャンペーンの結果

結論から述べるなら、満額査定の15000円だった。ではそれが新品のような状態だったかというとそれは違う。以下の画像は下取りに出す前に自分なりにとってみた画像である:


あまりきちんと取れていないのだが、この「Pixel 3」を「15000円」で買い取ってくれるところはあるのだろうか?

もしかしたらあるのかもしれない、しかし、下取りの至れり尽くせり感とその楽さを考えれば十分なものだったと思う。

「Pixel 7」の使用感-やっぱりでかくて重い-

「Pixel 7」の大きさと重さ

私は「スマホレビュー」をできるほどの知識も素養も興味もないのだが、そういう人間にとってのほぼ唯一の興味は「大きさ」である。

私が初めて手にしたスマートフォンは「iPhone SE(初代)」だった。

私は今でもあの大きさこそが完璧なスマホだと思っているが、それが少数派であることも重々承知している。それでもなおやっぱりあの大きさは素晴らしかったと思う。実際の「iPhone SE」の大きさはと重さは

横幅:58.6 mm、高さ:123.8 mm、重さ:113 g

であった。特に事故さえなければ未だに使い続けていた可能性もあったのだが、残念なことに「iPhone SE」を水没させてしまった私は色々検討した結果「Pixel 3」を購入。特段iPhoneやAppleに思い入れがあったわけではなかったので、次のスマホはAndroidと思っていたところに、Google謹製のスマホが存在していることを知り購入した。肝心の「Pixel 3」の大きさは

横幅:69 mm、高さ:146 mm、重さ:148 g

信じがたいことだが横幅にして10mmも大きかったし、重さは30 gも増加していた。それでもなおギリギリ許容範囲等言う事で普段遣いをしていたのだが、結局耐えきれなくなって「Rakuten mini」を購入し、移動中などはそちらを使うようにしたし、いまだに使っている。

【Rakuten Mini のレビュー】使用1ヶ月の感想 【Rakuten Mini】DMMモバイルからの移行 これまで利用していたDMM mobile(現在は新規の契約を受け付けていない...

で、肝心の「Pixel 7」の大きさと重さは、

横幅:73.2 mm、高さ:155.6 mm、重さ:197 g

どうしようもなくデカいし思い。実際に並べてみるとその差は明らかである:

実際「Pixel 7」を手に取った後「Pixel 3」を持つと「めっちゃ持ちやすいじゃん!」という誤解をするほどであった。

そしてそれは誤解にすぎないので「小さいスマホ」を求めている人間にとっては超巨大で移動中に利用することなど考えられない

それでもなお数日間移動中も利用してみたがだめだった。特に電車の中で原則両手使いを共用されることに耐えられなかった。すくなくとも日本の電車の中では、完全な片手操作を実現できなければ周りが気になってしょうがない。「Pixel 3」ですらデカかったが、やっぱり「Pixel 7」はそれ以上にデカく、こういう端末を日常で使っている人はどのように運用しているのかインタビューをしたくなるほどだった。

でも俺たちが少数派なんですよ。もし俺たちが多数はなら、スマホは「iPhone Se」以降巨大化しなかった。

コンパクトモデルは過去の遺物。それが現実なのです。

頭の悪い運用-Rakuten miniは手放せない-

「Pixel 3」と「Pixel 7」にガジェオタでない目線として明確な違いがあるとすれば「esim」の存在がある。少なくとも日本で入手できる「Pixel 3」は「esim」に対応していない。

根本的な利便性は物理simの方が圧倒的に高い。したがって全てのスマホは物理simに対応するべきである。

ただ・・・私の個人的な事情がどうしても「esim」を求めていたのである。すまり「Rakuten mini」の存在である。

今日本で「Rakuten mini」を使っているは私しかいないのではないかというくらい目にしないスマホであるが、その小ささは私にとっていまだに魅力なのであり、なんとしてもその運用は続けたい。

しかし、「Rakuten mini」には唯一にして決定的で、擁護のしようのない欠点がある。それはバッテリーの少なさである。「スマホ」と呼ばれる端末を触ったことのある人が「Rakuten mini」を利用したら、そのバッテリ-の減りの速さに絶望するだろう。それくらいバッテリーの持ちは悪い。

逆に言うと、ある程度のバッテリーの持続性を期待される状況にある場合「Rakuten mini」は最悪なので、直ちに「メインスマホ」を変換することが求められる状況になる。「Rakuten min」が物理SIMに対応していればなんのこともなかったが、そうでない以上、「esim」に対応しているスマホが必要になる。

で、結局「Pixel 7」を入手した私がどういう運用しているかというと・・・

「Pixel 7」に「esim 」登録をし、常にテザリングすることによって「Rakuten mini」を利用するという極めて頭の悪い使い方をしている。

結局「Pixel 7」も持ち歩くことになっているし、「Pixel 7」のバッテリーも必要以上に消耗するのだが、「Pixel 7」のバッテリーが頑張ってくれるおかげで、こういった運用もできている。

ほとんどすべての人にとって理解されない運用だとは思うが、こんな頭の悪い運用をするくらい「小さいスマホ」求めている少数派がいるということも事実なのです。

無視すべき存在であることは、わかってはいますが。

パンチホールはすぐ慣れる

これはおまけ的な要素なのだが、私が「Pixel 4」以降の新型「Pixel」を購入しなかった理由の一つに「パンチホール問題」があった。

「Pixel 3」には画面上下にきちんとベゼルがあるので、インカメは上部のベゼルの中に存在している。

ところが「Pixel 4」以降はいわゆる「パンチホール」が採用され、私にとっては「クソださデザイン」と成り果てていた。その状況が改善された暁には、新型を購入しようと思っていたのだがその兆候は全く無かった。

世界最高のスマホである「iPhone」でさえもクソださノッチを採用し続けていたし、「iPhone 14 pro」のダイナミックアイランドだって「パンチホールのデカい版じゃん!」という印象しかなかった。

そういった状況下、「Pixel 3」を最高値で売り払うラストチャンスとはいえ、「Pixel 7」の購入を躊躇するのに「パンチホール」は十分な障壁だった。

ただ、購入してわかったことは、

  • 愛用しているダークテーマならそもそも気にならない。
  • 少なくともダークテーマを使っている限り、アプリを使用中もパンチホール部分は真っ黒な状況である場合がほとんどなのでやっぱり気にならない。

つまり、「パンチホールなんてすぐ慣れる」ということである。

私と同じ理由で新型機の購入を躊躇しているなら、あまり気にする必要はない。3年以上前のスマホを所持しており資金に余裕があるなら、直ちに新型に買い替えるべきである。

「Pixel 7」のカバー

初代「iPhone SE」以降、私はスマホケースなど使っていなかった。理由は単純で、ケースを付けるとデカくなるから。

ただ「Pixel 7」くらいデカくなってしまうと逆に大きさがどうでも良くなるので、久々にケースをつけることにしてみた。

選ぶ基準は「かっこよさ」。それだけ

Spigen「Thin Fit」

ケースを検討している中で最初に候補に上がったのはSpigenの「Thin Fit」。製品画像を見る限り整然とした美しさがあり、実際に購入してもそのイメージは変わらなかった。

素材はいわゆるシリコンで、ある程度の柔らかさもありつけ外しも苦にならない。特におすすめポイントはないものの、だめなたところもまったくない。

ただ、正面部分のほどのために少々の段差ができる。これまでケースをつけてこなかった私にとっては結構な違和感で、ガラスフィルムを装着してもその違和感が払拭されることはなかった。

ということで、もう少し段差の少ないものはないかと探している時に発見したのが「THE FROST AIR」だった。

CASEFINITE「THE FROST AIR」

「THE FROST AIR」のメーカーCASEFIBITEは「ほぼ、裸」をキャッチフレーズに主にApple製品のカバーを作っていたようなのだが、今回「Pixel 7」用のカバーが提供されていた。

整然とした美しさは「Thin Fit」を圧倒するものであり、非常に素晴らしかった。

しかも私が購入した「ガラスザムライ」のガラスフィルムとの相性もよく、段差を感じることなく利用することができている。フィルムなしだと僅かに段差を感じるが「Thin Fit」に比べれば圧倒的に小さなものである。

ということで私は現在「THE FROST AIR」を利用しているのだが、手放しにおすすめできるかと言われればそうでもない

この「THE FROST AIR」はほんとに薄くて、手にとって見ると驚くほどに軽い。「ほぼ、裸」というキャッチフレーズは伊達ではない。ただ、素材がポリプロピレンなのでシリコン素材のものに比べると取り扱いに注意が必要である。

注意点を列挙すると、

  • ケースのサイズが結構シビアに作られているので入れるのにコツがいる。
  • 無理やり入れようとするとワレたり傷つく可能性がある。
  • 取り外しはもっと難しく、無理やり外そうとするとケースが曲がってしまって跡がつく可能性がある。
  • 指紋は一切付かないが、何かがこすれると結構簡単に跡がつく
  • めっちゃ高い

まとめると、とにかく慎重に扱うことが求められるということである。実際私は取り外しの際に力を入れすぎて曲げてしまった。運良く割れることはなかったが、力の入れようによってはそういったことも起こるかもしれない。

私の場合はそのことでついた跡もそれほど深刻なことにもなっていないし、装着できないということにもなっていない。それでもよく見ると跡がのこる。

ものが擦れた跡についても、これは結構目立つ。新品の時の美しさを覚えているが故に少々残念な気持ちになってしまう。ここが改善されれば私にとってはほぼ完璧なケースだが、これはどうしようもないことなのだろう。現状は次のようになっている:

ただ、もともとの筐体からのサイズ誤差が少ないことと、一度「THE FROST AIR」を見てしまうとSpigenのケースが少々野暮ったく感じてしまうことから、現状では「THE FROST AIR」を利用している。

そんな現状でも、人に勧められるのはSpigenの「Thin Fit」である。やはり取り扱いの手軽さは魅力であるし、そもそも背面の見た目なんてどうでもよいこと。

さらに「ほぼ、裸」でもデカいものはデカい。やはり「Thin Fit」で良いのではないだろうか。

高額下取継続の可能性や如何に

まったく「Pixel 3」に不満のなかった私が8万円を超える高額の買い物をした理由はどう考えても高額な下取りキャンペーンである。

Googleとしては本気でシェアを取りに来ているということなのだろう。

そもそもGoogleがスマホのOSを開発している理由はデフォルトの検索をGoogleにしてもうためであり、Androidスマホが世界チェア90%なら特に何もする必要もないし、自社開発のスマホなんて存在しなかっただろう。

ただ、「iPhone」のシェアをAndroidスマホが食い尽くしてはいないし、世界的に見た場合、Samsungの「Galaxy」が何かしらコケた瞬間にすべてが終わってしまうかも知れない。

もちろん「iPhone」のデフォルト検索エンジンはGoogleではあるのだが、それを実現するためにGoogleは大金をAppleに支払っている。

こんな状況Googleとしては嫌に決まっている。

となると自社開発のスマホで決定的なシェアを取り、他人に何かを任せる状況を脱したいと考えるのは必然なのだろう。そしてその本腰を入れたの「Pixel 7」であり、それを実行して良いスマホと判断したのだと思う。

来年発売される「Pixel 8」で同じような高額下取りが実施されるかはわからないが、少なくとも「Pixel 9」では再び同じような高額下取りがなされると思われる。

その時に重要になるのが今回の下取りキャンペーンでの「満額買い取りの報告」である。私自身もやっているし、多くの人が様々なSNS上でその報告を行っている。この喜びの声が多くなればなるほど、次のキャンペーンのときに予約段階で一歩踏み出す人が増えるだろう。

私の持っていた傷ついた「Pixel 3」が満額買い取りだったこともそういった思惑があったかもしれない。

何れにせよ私は内部事情については何一つ知らないのだが、今回のキャンペーンが赤字覚悟のものであることは想像がつく。そしてそれはある程度盤石なシェアを取るまで続くと思われる。

これは我々が何度も経験してきたネットサービスの状況と同じで、最初は無料、あるいは安値で客を集めて、シェアを獲得したら値段を釣り上げる。

「Pixelシリーズ」の開発が終了することなく極端なキャンペーンが終わった時、Googleの策略は成功したということになるのだが、私は個人的にAppleよりGoogleのほうがなんとなく好きなので、Googleには頑張ってほしいと思う。

何れにせよ、来年が楽しみである。

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北国出身横浜在住の30代独り身。日頃は教育関連の仕事をしていますが、暇な時間を使って好きな映画やアニメーションについての記事を書いています。利用したサービスや家電についても少し書いていますが・・・もう崖っぷちです。孤独で死にそうです。でもまだ生きてます。だからもう少しだけ生きてみます。           
           
                   
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